【条件1】足長・足囲に合っている
【足長】画像の上の部分
足の長さ(一般的に考える。〇〇㎝) の事です。
足の指先から踵までの長さで、この足長を元に、靴の縦のサイズ(レングス)を決めていきます。なので、
足長なくして、レングスなし
足長、一度測ってみて下さい
【足囲】画像の下の部分
足の甲の幅(一般的に考える。横のサイズ)です。この足囲からウィズサイズを割り出すのですが、ウィズサイズを聞いた事がある人は少ないと思います。ウィズサイズは、A・B・C・D・E・EE・EEE・EEEE・F・Gの10段階に分かれています。
まとめると、
- 足長=靴のレングスサイズ (cm)
- 足囲=靴のウィズサイズ (A~G)
この2つが、分かっていない事には、靴は選べない。という事です。
【条件2】踵の部分が硬い
踵の硬いシューズ
意識した事がないと思いますが、これがとても大切な機能です。
理由は、
踵が柔らかい靴は、踵の骨が歪むから
です。
(歪むと書きましたが、正確には過回内、オーバープロネーションという状況です)
この過回内という、状況が足の色んなトラブルを引き起こす事が、分かってきています。
ですので、踵の硬い靴。をまずきちんと選んでいきましょう。
【条件3】つま先立ちをする部分で曲がる
つま先立ちをする部分の関節、その部分で曲がるシューズを選んでください。
理由は簡単です。つま先立ち部分が曲がる靴のほうが、
歩きの蹴り出しが、やり易いから
歩くときにその関節部分が曲がらないと、歩きの動きを邪魔してしまいます。
歩きを邪魔しない為にも、つま先立ちできる靴を選んで下さい。
【条件4】靴自体が捻れない
捻じりやすい靴=シャンクが弱い
シャンクって何?
シャンクは、足の後のほう(後足部)と、足の前のほう(前足部)の捻じれを防ぐ、補強材の事です。
シャンクって絶対に必要なの?
シャンクは靴の背骨
と呼ばれています。以下、シャンクの働きです
- 土踏まずが落ち込まないよう支える
- 地面からの衝撃を和らげ、靴を安定させる
- 歩く動きを助ける
- 靴の型崩れを防止する(長持ちする)
おてごろ価格の靴には、シャンクが入っていない事が多いようです。
※シャンクを入れると、お金がかかるようです。
靴は、曲がる部分と、硬い部分(丈夫な部分)で役割が違います。
シャンクの調べ方は、意外と簡単です。靴のつま先と踵部分を持って捻ってみて下さい。
簡単にぐにゃっとカタチが変わるようなら、捻じりやすい靴です。
靴のシャンク、と呼ばれる補強材が入っているかどうかで、疲れ具合も変わります。
シャンクが無い靴は疲れる
シャンクがない靴は、基本的には、歩きにくく、強度が弱い靴です。
自分や子供たちを守れる靴を選んで下さい。
【条件5】靴に紐がある
シューズには、紐があるべき
シューズ選びの前提として、靴紐があるシューズを選んでください。
理由は簡単です。『既存のシューズが、自分の足にジャストフィットは、難しい』からです。
なので、靴紐やベルクロ(マジックテープ)で、調整をする必要があるのです。
よく『夕方になると、足がむくんでツライから、大きめを履く』という方がいます。
それ、とっても危険です!
裏を返すと、夕方以外の時間はサイズが違う靴を履いている。
という事です。
これは、足が壊れます
手が上手く使えない小さなお子さんや、ご高齢の方、障害があり、ひもを結ぶのが難しい方は、ベルクロ(マジックテープ)があるものを選んでください。
また、良い靴の選び方には裏技があります。
特に、子供のシューズ選びには、絶対便利な裏技ですので、一度読んでみて下さい!