もう理屈は面倒だし、靴の種類だけ教えて!
という方は、目次の、1歳・2歳のオススメシューズを選んで下さい
子供の足の基礎知識
☆子供の足は豆腐
子供の足は、大人と違い、軟骨がほとんどです。
なので、『子供の足は、お豆腐くらい柔らかい』とも言われます。
なのでシューズによって大きな影響を受けます。
小さすぎるシューズもダメですが、大きすぎるシューズもNGです。
適正サイズのシューズを履いてください。
☆運動神経は5歳までが勝負
運動神経の発達は、運動能力に影響します。
この運動神経は、【5~6歳頃までに、80%発達が進む】と言われています。
運動神経の発達の為にも、定期的にシューズ・足のサイズのチェックをしましょう。
☆土踏まずは10歳までが大切
一般的には、3歳頃から土踏まずが徐々につくられます。
6歳頃に大部分ができあがり、10歳頃に完成すると言われています。(個人差はあります)
歩けるようになってから、どれだけ良いシューズで歩くか。が土踏まず発達のポイントと言われています。
なので、きちんとしたシューズを履いて、お子さんと一緒にたくさん歩いてください。
1歳・2歳の足のサイズ
1歳前後から伝い歩きが始まります。徐々に一人で立てるようになり、よちよち歩きが出来るように。
ですが、この時期は、まだ手でバランスを取って歩いている状態です。両足も広げて歩きます。
土踏まずが、完成していない時期で、1歳半くらいから走れるようになります。
1歳・2歳の足の平均サイズ
足のサイズ:12~14㎝
1歳・2歳の足サイズの成長
年間の足のサイズの伸び率:平均2.0㎝ と言われています。
なので、半年で、平均1.0㎝。 3ヶ月で平均0.5㎝
3ヶ月に1回サイズ上がるってこと?
それも珍しくありません
個人差はありますが、3歳くらいまでは、3ヶ月でサイズが変わることも十分にあります。
ですのでサイズ測定は、3ヶ月に1回が、ベストと言われています。
キッズシューズの選び方
キッズシューズの選び方のポイントです。
- 3歳までは、3ヶ月毎に大きくなるので、定期的にサイズを測る必要がある
- すでに誰かの履きグセのついた、おさがりシューズは、履かない
- 適性サイズよりも、大きめサイズのシューズは危険
- 子供は、汗をかきやすいので、吸汗速乾性を選ぶ
では、この最適なサイズとはどれくらいか?それは、
足長から、7~10mm大きいシューズ
です。
絶対に間違えて欲しくないのが、『足長から』という点です。
『靴のサイズから』ではありません。
足長と、靴のサイズって違うの?
え?意味わかんない
違いを、ご説明しましょう
シューズサイズの選び方
足長と靴のサイズについて、ご説明をしていきます。
足長は、足の実際に、測った長さです。靴のサイズではありません。
当たり前ですが、足の長さを測って→シューズを選びます。
例えば、
足長:136mm のお子さんの場合
140mm(14.0㎝)シューズを、最初に選ぶのが基本です。
(もちろん買うのは、実際に履いて確認してから。です)
なんだ簡単じゃん
でも、7~10mm大きい靴を選ぶんだよね
じゃあ、14.0㎝じゃなくて、15.0㎝を買おう
これが、よくある間違いですよ!
足長:136mmの子は、14.0㎝のシューズを選びます。
14.0㎝という表記ですが、それは、14.0㎝の子が履けるようにメーカーさんが作ってある。という意味です。つまり、
足長140mmまでの子が履ける靴
すでに約10mmの余裕(捨て寸)がある
事がほとんどなのです。
(シューズの品番によります)
なので、多くの14.0㎝のシューズには、約10mmの余裕が、すでにあるのです!
※実際は、シューズによって、違うので中敷きを取り出して測定してみて下さい。
じゃあ、15.0㎝を買ったら、、、
足長136mmの子が、160mmの靴を履く事になります
サイズが、大きすぎるじゃん!
なので、選び方は大切なんです
サイズ測定をしてくれる店に行くのが確実
もうよく分からないし、メンドクサイわ
こう感じたら、自分で調べながら、時間をかけて悩むよりは、専門家に測って貰ったほうが早いです。
一度、お近くの、足のサイズを測定してくれるお店で、相談してみてください。
大きめシューズを履かせると、こうなる
ジャストサイズだと、すぐに買い替えなきゃ
子供は、すぐ足が大きくなるし大きめを買おう
それ、お子さんの足が壊れますよ
大きい靴を履くと、足が歪む
適正サイズではない、シューズで運動を続けると、後足部の過回内という、足の歪みが発生しやすくなると言われています。
それにより
- 偏平足
- 外反母趾
- 内反小指(ないはんしょうし)
- タコ・魚の目(うおのめ)
- 巻き爪
- 寝指
- ハンマートゥ(屈み指)
- シンスプリント
などの、足の障害が出る可能性が高まります。
これが発生すると、
運動すると、足が痛くなる
という子になってしまう可能性も。
また、成長期のスポーツ障害で、足の痛みを訴える子の多くが、偏平足があるとも言われています。
子供のケガや障害は、予防できるものは、全部予防していきましょう。
足の形とシューズ選び
健達ねっとコラム より引用
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/shoe-width-guide
足の形には、色々なタイプがあります。
このタイプにより、フィットしやすいシューズと、そうでないシューズがあります。
ぜんぶ覚える必要はありませんが、自分とお子さんがどんな型か、は知っておくと良いと思います。
エジプト型のタイプ
健達ねっとコラム より引用
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/shoe-width-guide
別名:オブリーク型
【特徴】親指が一番長い。小指にかけて徐々に短くなる
日本人の約70%がこのタイプ。
シューズフィッティングの際は、親指が当たらないかチェックしましょう。
ギリシャ型のタイプ
健達ねっとコラム より引用
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/shoe-width-guide
※別名:ラウンド型
【特徴】人差し指 (第2指) が一番長い。
日本人の15~20%ほどが、このタイプ
シューズフィッティングの際は、人差し指が当たらないかチェックしましょう。
スクエア型のタイプ
健達ねっとコラム より引用
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/shoe-width-guide
※別名なし
【特徴】親指・人差し指・中指が同じくらいの長さ
日本人には珍しいタイプで、全体の10%ほど。
シューズの履き方の基本
靴を履くのがラクって重要
履きやすい靴は、気を付けて下さいね
靴紐を結ばずに履ける靴、スリッパのように、スポッと履ける靴。
とっても楽です。
子供も大人も、面倒なのは皆イヤです。
ですが、、、
履きやすい靴=脱げやすい靴
です。
履きにくい靴が良い、というわけではないですが、履くときの便利さ、だけに注目しないで下さい。
あくまでも靴の目的は、子供の足を守る・育てるという事です。
シューズの正しい履き方
いくら機能的シューズを履いても、履き方が悪いと、効果がありません。
せっかく買った良いシューズ。ちゃんと効果が出るように履きましょう。
かかとトントンで、まずは、靴のかかと、を合わせます。
靴と足のかかと部分を合わせる事で、ちゃんとフィットした状態になります。
かかと部分がフィットしたら、靴紐を結びましょう。
マジックベルトのタイプも、かかと部分を合わせてから、とめて下さい。
※靴紐が結べない、小さいお子さんには、マジックベルトのタイプの靴を選んで下さい
これでシューズの機能が、フル活用できます。
毎回、靴紐を結ぶのはかなり面倒です。
※マジックベルトも同じです
ですが、しっかりと締める事で良い機能で運動ができます。
面倒ですが、是非よろしくお願いします。
1歳・2歳のオススメシューズ
これが聞きたかったんだよ!
結局、どれを選べば良いの?
当サイトのオススメシューズをお伝えします
良いシューズの品番をお伝えします。
ですが、必ず、試し履きをしてください。
お店に行くヒマがない
子供を連れて行くのは、大変だし嫌かも
という方は、こちらで、子供の靴の買い方の【裏技】をご紹介しています。参考にされて下さい。
2023年夏の1歳・2歳のキッズシューズのオススメはこちらをご参考下さい。