子供の足の基礎知識
☆子供の足の柔らかさはお豆腐くらい
子供の足は、大人と違い、軟骨がほとんどです。
なのでシューズによって大きな影響を受けます。
小さすぎるシューズもダメですが、大きすぎるシューズもNGです。
適正サイズのシューズを履いてください。
☆土踏まずの発達は6歳~10歳
一般的には、3歳頃から土踏まずが徐々につくられます。
6歳頃に大部分ができあがり、10歳頃に完成すると言われています。(個人差はあります)
歩けるようになってから、どれだけ良いシューズで歩くか。が土踏まず発達のポイントと言われています。
なので、きちんとしたシューズを履いて、お子さんと一緒にたくさん歩いてください。
小学生の足のサイズ
小学校に入学し、小学生くらいの年齢から、子供達は少しずつ、大人と同じような動き・歩き方になります。
具体的には、小さな子供のような歩き方ではなく、我々のように、かかと部分から着くような歩き方に変化していく時期です。
また、運動量も、保育園・幼稚園・こども園にいた頃とは違い、小学生になると格段に増えます!
すぐ靴がボロボロになるのよ
それだけ動いてるという証です
動く量が増える = さらにシューズ選びが大切
動いているお子さんの足を守ってくれるのは、機能的なシューズです。
子供の足を守る為に、正しいサイズで、機能的シューズを履いてください。
7歳~8歳の足の平均サイズ
足のサイズ:19~20㎝
9歳~10歳の足の平均サイズ
足のサイズ:21~22㎝
11歳~12歳の足の平均サイズ
足のサイズ:22~24㎝
小学生の足サイズの成長
年間の足のサイズの伸び率:平均0.8~1.0㎝ と言われています。
なので、半年で、平均0.4~0.5㎝
まだ半年に、1回買い替えるの?
それが普通なんです
お金かかるなぁー
大変ですが、すべては子供の足の為です
低年齢のお子さんと同様、小学生のお子さんも、
普通は、半年に1回、買い替える
という考えでお願いします。
そして小学校以降で特に重要なシューズが、、
内履きシューズ (内履きズック)
小学校に入学すると、内履きシューズを履いている時間が、圧倒的に長くなります。
という事は、内履きシューズの影響をかなり受ける。という事です。
じゃあ、どんな内履きシューズ (内履きズック)が良いの?
オススメが、ちゃんとありますよ
幼稚園から小学生まで履けるおすすめの内履きシューズ (内履きズック)はこちらで
【準備中です、】
キッズシューズの選び方
キッズシューズの選び方のポイントです。
- すでに誰かの履きグセのついた、おさがりシューズは、履かない
- 適性サイズよりも、大きめサイズのシューズは危険
- 子供は、汗をかきやすいので、吸汗速乾性を選ぶ
では、この最適なサイズとはどれくらいか?それは、
足長から、7~10mm大きいシューズ
です。
絶対に間違えて欲しくないのが、『足長から』という点です。
『靴のサイズから』ではありません。
足長と、靴のサイズって違うの?
え?意味わかんない
違いを、ご説明しましょう
大きめシューズを履かせると、こうなる
後足部の過回内という足の歪みが発生しやすくなると言われています。それにより
- 偏平足
- 外反母趾
- 内反小指(ないはんしょうし)
- タコ・魚の目(うおのめ)
- 巻き爪
- 寝指
- ハンマートゥ(屈み指)
- シンスプリント
などの、足の障害が出る可能性が高まります。
これが発生すると、
子供が運動すると痛い足になる
成長期のスポーツ障害で、足の痛みを訴える子の多くが、偏平足があるとも言われています。
防げるものは、全部防いでいきましょう。
足の形とシューズ選び
健達ねっとコラム より引用
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/shoe-width-guide
エジプト型のタイプ
健達ねっとコラム より引用
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/shoe-width-guide
別名:オブリーク型
【特徴】親指が一番長い。小指にかけて徐々に短くなる
日本人の約70%がこのタイプ。
シューズフィッティングの際は、親指が当たらないかチェックしましょう。
ギリシャ型のタイプ
健達ねっとコラム より引用
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/shoe-width-guide
※別名:ラウンド型
【特徴】人差し指(第2趾)が一番長い。
日本人の15~20%ほどが、このタイプ
シューズフィッティングの際は、人差し指が当たらないかチェックしましょう。
スクエア型のタイプ
健達ねっとコラム より引用
https://www.asics.com/jp/ja-jp/mk/shoe-width-guide
※別名なし
【特徴】親指・人差し指・中指が同じくらいの長さ。
日本人には珍しいタイプで、全体の10%ほど。
シューズサイズの選び方
足長と靴のサイズについて、ご説明をしていきます。
足長は、足の実際に、測った長さです。靴のサイズではありません。
当たり前ですが、足の長さを測って→シューズを選びます。
例えば、
足長:206mm のお子さんの場合
210mm(21.0㎝)シューズを、最初に選ぶのが基本です。
(もちろん買うのは、実際に履いて確認してから。です)
なんだ簡単じゃん
でも、7~10mm大きい靴を選ぶんだよね
じゃあ、21.0㎝じゃなくて、22.0㎝を買おう
これが、よくある間違いですよ!
足長:206mmの子は、21.0㎝のシューズを選びます。
21.0㎝という表記ですが、それは、21.0㎝の子が履けるようにメーカーさんが作ってある。という意味です。つまり、
足長210mmまでの子が履ける靴
すでに、約10mmの余裕(捨て寸)がある
事がほとんどなのです。
(シューズの品番によります)
なので、多くの21.0㎝のシューズには、約10mmの余裕が、すでにあるのです!
※実際は、シューズによって、違うので中敷きを取り出して測定してみて下さい。
じゃあ、22.0㎝を買ったら、、、
足長206mmの子が、230mmの靴を履く事になります
サイズが、大きすぎるじゃん!
なので、選び方は大切なんです
サイズ測定をしてくれる店に行くのが確実
もうよく分からないし、メンドクサイわ
こう感じたら、自分で調べながら、時間をかけて悩むよりは、専門家に測って貰ったほうが早いです。
一度、お近くの、足のサイズを測定してくれるお店で、相談してみてください。
シューズの履き方の基本
靴を履くのがラクって重要だよね
履きやすい靴には気を付けて下さいね
靴紐を結ばずに履ける靴、スリッパのように、スポッと履ける靴。とっても楽です。子供も大人も、面倒なのは皆イヤです。ですが、
履きやすい靴=脱げやすい靴
です。履きにくい靴が良い、というわけではないですが、履くときの便利さ、だけに注目しないで下さい。あくまでも靴の目的は、子供の足を守る・育てるという事です。
シューズの正しい履き方
いくら機能的シューズを履いても、履き方が悪いと、効果がありません。
せっかく買った良いシューズ。ちゃんと効果が出るように履きましょう。
かかとトントンで、まずは、靴のかかと、を合わせます。
靴と足のかかと部分を合わせる事で、ちゃんとフィットした状態になります。
かかと部分がフィットしたら、靴紐を結びましょう。
マジックベルトのタイプも、かかと部分を合わせてから、とめて下さい。
これでシューズの機能が、フル活用できます。
小学生のオススメシューズ
これが聞きたかったんだよ!
結局、どれを選べば良いの?
当サイトのオススメシューズをお伝えします
良いシューズの品番をお伝えします。
ですが、必ず、試し履きをしてください。
お店に行くヒマがない
子供を連れて行くのは、大変だし嫌かも
という方は、こちらで、子供の靴の買い方の【裏技】をご紹介しています。参考にされて下さい。
2023年の小学生のキッズシューズのオススメはこちらをご参考下さい。